ジビエダイエット!ジビエを食べることによるメリットとは?
ジビエ(gibier)」とは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語です。鹿は、きれいな水を飲み、木の実を食べて山を駆け回った天然の恵みともいえる食肉です。
低カロリー高タンパクでビタミン鉄分豊富な鹿は、森林(人口針葉樹や広葉樹)に被害をもたらしています。また、間伐・皆伐後に行う植林は、鹿の侵入を防ぐために費用を投じ 高さ2メートルの鹿ネットを施し ます。鹿のジャンプを侮るなかれ。効果は無いに等しいのです。
鹿は新芽を食べ、せっかく植林した苗は全滅してしまいます。気候変動の雨による災害や豊かな海や林業による地方の活性には、 年々増す 有害鳥獣 の存在が大きく関わっているのです。
〇ジビエのもたらす栄養とは?ダイエット食品としても注目されているジビエ料理の紹介
ジビエが認知され普及すれば、多くの鹿や猪の捕獲が可能になり、農林産物被害の減少につながります。ジビエには、多くの栄養素が含まれています。代表的なのは鉄分、ビタミンです。
鉄分は、赤血球を作る私たちの健康維持のためには重要な栄養素だとゆうことはよく知られていますが不足すれば貧血や体内に酸素が行き渡らなくなり体調不良を引き起こします。
鉄分はコラーゲンや骨、皮膚の代謝にも大きく関わっているのです。エネルギー代謝にも効果を発揮しています。
いわゆる疲労回復、美容には欠かせない役割を持っているのです。鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄があります。ヘム鉄は肉類などの動物性食品に含まれ吸収率は約23%で非ヘム鉄に比べ3から5倍の吸収率があります。
ビタミンB群と呼ばれるものは、水溶性でそれぞれが助け合い効果を発揮するのでバランス良く摂る必要があるのです。ビタミンB1は糖質の分解を助けます。ビタミンB2は脂質の代謝を促します。ビタミンB6は健康な肌・髪・肌をつくります。ビタミンB12は血液をつくります。
健康に欠かせない糖質、脂質、たんぱく質とこのビタミンB群の働きが重要になり私たちのエネルギーとなっているのです。
〇鹿肉はビタミンB群・鉄分 豊富なヘルシー食材
野生の鹿においても、牛や豚に比べてカロリーや脂質は低く鉄分やたんぱく質を多く含んでいます。生活習慣病の予防にも良いとされ、新陳代謝の促進や疲労回復に役立つビタミンB群の含有量も多く、特に女性やスポーツをする方におすすめです。
牛肉と比べると高たんぱく質、低脂質(6分の1)で、エネルギーの数値は半分ですが、鉄分においては牛肉の2倍となります。
〇猪肉はビタミンB群・鉄分 豊富な美容と健康アイテム
体内に鉄分やビタミンなどの栄養素を豊富に蓄え、その脂肪は牛や豚の肉に比べて血中のコレステロールを抑える不飽和脂肪酸の働きにより、高たんぱく、低脂肪、及びコラーゲンも多く含まれております。
よって豚肉と比べた場合鉄分がおよそ4倍、ビタミンB12が3倍となっております。
〇鹿肉の家庭料理!牛肉と同じように調理して下さい。
鹿肉ローススライス!
その1 焼き肉
鹿肉ロースやもものスライスを使用します。赤みが強く脂身があまり無く癖は少ないです。触感は牛肉に近くジューシーな旨味がより一層引き立ちます。
シンプルに塩コショウか焼き肉のタレでお召し上がり下さい。低カロリーで柔らかいのでおなか一杯食べても胸焼けしません。
その2 煮込み
低カロリーな食材ですので脂質を好まれる方は少し物足りなさを感じる方は、ワイン煮込みやもつ煮込み、根菜物と一緒にごま油、砂糖、醤油、生姜、にんにくなどお好みに合わせてコチュジャンで煮込みがお勧めです。
鹿肉のロースやもものスライスを使用すると手軽に調理ができます。
その3 ミートソース
ゴロゴロ具合が美味しい鹿のミンチ肉を使用します。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて玉葱、人参、セロリ、エリンギなどの野菜をみじん切りにして炒めます。ミンチ肉は赤みがなくなるまでしっかり焼いてケチャップ、ソース、醤油、カットトマトやトマトソースを加えればミートソースの完成です。
ビタミン豊富なヘルシーパスタで美味しくダイエット。いつもと同じ調理方法でお召し上がり下さい。
〇猪肉の家庭料理!豚肉と同じように調理して下さい。
猪肉ローススライス!
その1 鍋
猪肉のローススライスを使用します。鍋に沸騰させたお湯に味噌を溶かし
砂糖、日本酒もしくはみりんで味を調えます。沸騰したら猪肉、人参、白菜の芯を加えたのち、あくをすくいます。
あとはお好みで豆腐やネギ、春菊、エノキなどを煮込んだら完成です。豚汁ならぬ猪汁は定番です。
その2 スパイシータコス
ゴロゴロ具合が美味しい猪肉のミンチ肉を使用します。最初トルティーヤを作ります。(トルティーヤは手軽に市販品でも構いません)サルサソースはトマト缶、玉葱、ピーマンをみじん切りにしてタバスコと塩、砂糖で和えます。
フライパンにオリーブオイル、にんにくを加え、香りが出たら猪肉、玉葱、塩コショウを入れて炒めます。ケチャップやウースターソースで味を調えてください。ミートは肉々しさがあり歯ごたえがあります。お好みによりスパイシーな味付けでお召し上がり下さい。
その3 焼き肉
ここでは猪肉のロースやバラ肉スライスを使用します。豚肉をちょっと硬くした触感の為、日本酒をもみ込む事により一層柔らかく焼き上がります。シンプルに塩コショウか焼き肉のタレでお召し上がり下さい。生姜焼きも絶品ですよ。